全周魚眼レンズ…APS-C、Micro Four Thirds 用

ブログの更新が半年も滞ってしまった…。別に天文活動を休止していたという訳でもないんですが…新型コロナウィルス感染拡大の影響で活動は低調であることは事実です…。

さて、久し振りの記事は…

フルサイズ用の全周魚眼レンズは選択肢がいくつかあるが、APS-CやMFTとなるとカメラメーカーからは発売されていないのが現状である。
私の場合、SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM を早い段階でヤフオクから手にいれた。それをキャノンのAPS-Cで使っていた。
その後、フジやオリンパスのボディーを使い始めた。このSIGMA の全周魚眼レンズを使うにはどうしたらいいのか、と考えているときにレンズアダプターがあることをCP+で知り、そこで実際に触ってみることができた。
         Fringer EF-FX  キャノンEF → フジフィルムX
         KIPON EF-MFT AF キャノンEF → OM-D(MFT)
この2つを購入し、暫くは全周魚眼レンズやその他のレンズも使った。

そしてここ数年の間に中華製の全周魚眼レンズがでてきたわけです。

DSCN8008_s_16.jpg
      SIGMA 4.5mm            LAOWA 4mm                     MEIKE 6.5mm 

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SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM  
レンズ構成枚数 9群13枚
画角 180°
絞り羽根枚数 6枚
最小絞り F22
最短撮影距離 13.5cm
最大撮影倍率 1:6
フィルターサイズ リア(ゼラチン)
最大径 × 長さ ⌀76.2mm×77.8mm
質量 470g
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Laowa 4mm f/2.8 Fisheye
Focal Length 4mm
Max. Aperture f/2.8-16
Angle of View 210°
Format Compatibility MFT
Lens Structure 7 elements in 6 groups
Aperture Blades 7
Min. Focusing Distance 80mm
Max. Magnification 1 : 9
Focus Mode Manual Focus
Dimensions 45.2 x 25.5 mm
Weight 135g
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MK-6.5mm F2.0 Fisheye Lens [フジフイルム用]
Lens structure 5 groups and 6 lenses
Aperture range F2.0-22
Focal range 6.5mm
Lens diameter 61mm
Length 51.5mm
Weight 300g
APS-C Visual angle
diagonal 190°   horizontal 190°   vertical 190°
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Laowa 4mm は画角が180°を超えて210°もあるので、注意しないと余計な物まで写り込むことがよくおきる。どうしてもと言うときは画像処理ソフトで180°程度にトリミングすることもある。

さて、実力はどうなのか…レンズの周辺の星像が最も気になるところではるが、180°も写るとなると人工の光が写り込まない場所となるとかなり限られる…ゴーストやフレアの具合はどうか、天気のいい午前中に撮影してみた。

IMG_7468_t_s_16.jpg
SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM

P3290791_t_s_16.jpg
LAOWA 4mm f/2.8 Fisheye

DSCF2659_s_16.jpg
MEIKE-6.5mm F2.0 Fisheye Lens

3つの魚眼レンズの撮影結果はご覧の通りで、一番値段の安いMEIKEがゴーストに強いという結果になった。条件によっては変わることも予想されるが…。



次回は星空の下で…。




コメント

クリちゃん

星像が気になります
こんにちわぁ^^
画角の違いやゴースト&フレアーの出方参考になります。

魚眼レンズ、あたしも欲しいと思っているんですけど星像は気になります。
フジのカメラを使っていますけど純正は出てないのでね。
次の記事楽しみにしています^^

Bosohoshimisuto

レス…遅くなりました
クリちゃんさん

フジのカメラは気に入っているんですが、純正レンズは高いんでなかなか手がでません。マウントアダプターでキャノンレンズなどを使っている状況です。
全周魚眼となると数年前には諦めるしかなかった状態…最近になって中華製レンズがでてきました。
このMEIKE 6.5mm は私の知り合いの何人かも使っています。それを見てから自分も使いだした次第です。
星像が一番気になる点ですよね。星空を撮影した画像をアップしますので、参考にしてみて下さい。

光画伯

相変わらず魚眼レンズ好きですねぇ
次回の星空の下の撮影はどうなりましたか?

ところで21日は中秋の名月で晴れたので久しぶりに鏡筒を出して撮影しましたよ。
今回は夏にカーボン三脚とビデオ雲台をあつらえたのでその上に載せての撮影です。
やっぱ赤道儀は億劫です。

Bosohoshimisuto

はぁはぁ…
光画伯さん

そうなんですよ、全周魚眼レンズが好きになってしまったんですよね。
6D用はフィルム時代のシグマ8mmF4(MF)しかもニコンマウントですからね…こちらもシグマの8mmF3.5(AF)にしたいんですけど…。

ブログの更新をサボっているだけのことで、ボチボチとは撮ってはいます。

そうですね、私のEM-200も最後に出したのはいつか?…不明なくらいトランク内で眠っています。ほとんどポタ赤で撮る、300mm望遠やBorg77EDIIで撮るならP-2赤道儀だし…歳とると思い物は動かせませんよ。

光画伯

今回の中秋の名月は、
FL70SとBORG1.4倍テレコン(初期型)とEM-1MarkⅡで4Kで撮りました。

ISO200設定なのでスモールセンサーの弱点である高感度耐性はほとんど影響ございません、しかも800mm弱なのでお月さん丁度おさまりの良いサイズになりました。

ちなみに自分の持っている旧TAMRON 150-500mmとは比べられないくらい画質が良かったです。 蛍石の望遠鏡って周辺画質向上補正レンズを追加することで無敵の描写になるのが凄い!
 おかげで自己満足感が高かったです。

光画伯

房日新聞に載っていましたね。
中秋の名月の写真、房日新聞に載っていたのを見ましたよ。
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